dimanche 22 mai 2011

休息の日曜日、あるいはユベール・リーヴスさんのことなど


朝、いつものように空ゆく雲を眺める。
わたしにとっては一日中続けても飽きない稀な営みになる。
6年前、パリからロンドンに向かい、そこからケンブリッジに向かう車内でのこと。
ぼんやり空を眺めている時、その美しさに初めて気が付いた。
雲がそのキャンバスに描く絵の。

こちらに来てから最初のブログ 「ハンモック」 での観察を確認、補強し、拡大しているように感じる。その観察を引きだした感受性を磨こうとでもしているかのようだ。

午後、2009年にフランスで制作された放射性廃棄物についてのドキュメンタリーを観る。
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一番最後に出てくるユベール・リーヴスさん (Hubert Reeves、1932- )は、もう8年ほど前に受けたフランス語の面接試験で出会って以来、忘れようとしても忘れられない人になっている。

DELF A3, A4 - Hubert Reeves
(2005-02-21) 

リーヴスさんのようにある領域について深く考え、それを専門の外に向けて語ることのできる人、そして何か問題があるとその考えに耳を傾けてみたいと思うような人をできるだけ多くの領域でわれわれの社会が持っていること。これがこれから益々大切になるような気がしている。この世界を覚醒した目で眺め広く考えるためにも、それによってわれわれの未来を拓くためにも。

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