dimanche 12 juin 2011

ヘルダーリンでギリシャ神話が寄ってくる


Friedrich Hölderlin
(20. März 1770 in Lauffen am Neckar - 7. Juni 1843 in Tübingen)


朝、「庄司紗矢香さんでヘルダーリン」 を決め込んだところ思わぬ展開になった。ヒュぺーリオンの解説のページに入ると名前の由来があり、一気にギリシャ神話の世界に入り込む。こんなことは面倒くさくてしたことがなかったので驚いたが、家系図?を書きながらわずか数ページを読み進んでいたのだ。これは朝の外気に触れ、気分が緩やかになるバルコン効果かもしれない。その錯綜する図を眺めていると、神々の関係が生々しく浮かび上がってくる。

カオスから始まり、ガイア (地球) とガイアの息子であり夫でもあるウラノス (空) が、宇宙を動かす原理であるエロスの助けを借りてヒュぺーリオンを生む。エロスの力を借りずに生まれたのはポントス(海)だけだという。それからめくるめくように神々たちが顔を出してきて、その全体がそれこそ宇宙のように広がってくる。人間のすべてはギリシャ神話で語られていると言われる。気にはなっていたが、その面白さは想像以上かもしれないという感触が生れたのは初めてのことである。暇がなければそんな気にはなかなかならない世界かもしれない。

ヘルメス vs ヘスティア (2005-03-11)


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