vendredi 24 juin 2011

会議三日目、気分すっきり二題、不思議一題


本日も曇り。
高層ビルは霧の中。
じめじめした日々が続いている。




午前中のセッションから。
座長が演者の写真を撮っている。
何とも長閑な景色だ。
これでよいのだろう。







Dr. Marcello Barbieri (Italy) vs. Dr. Søren Brier (Denmark)


そうかと思うと、激しいやり取りもあった。
新しい見方を提示した方とその見方を注意深く見る必要があるとする方との間で。
注意を喚起したいバルビエリさんは席を立ち、歩き回りながら自説を展開した。
このような真剣さを見るのは精神衛生によい。
時間がしっかり守られているのもよい精神状態に貢献しているのかもしれない。





お昼の休みにイサム・ノグチさんと遭遇したレストランを再度探してみた。
どこか気になったのだろう。
前回入った道をさらに進んでみたところ、そのレストランが現れた。
記憶が全く当てにならない。
名前は覚えていなかったが、1979年開店とあったので間違いない。
中に入るとご主人はこちらの顔に馴染みがあると言う。
細かいことも正確に覚えていたことには驚いた。
残念ながら、わたしの方は記憶がなくなっている。
ただ、話しているうちに昔の感覚は戻ってきた。

ノグチさんはこの町にいる時には週に一度、決まった席に座っていたとのこと。
お住まいもすぐ近くで、わたしの隣組だったことを初めて知る。
ご主人の口からは、衰退する日本を心配する言葉が多く出ていた。

すっきりした気分で午後のセッションに向かった。



Dorion Sagan (b. 1959, science writer)


午後、カール・セーガンさんリン・マーギュリスさんの息子さんが登壇。
実に不思議な気分だ。
わたしがアメリカにいる当時、カールさんはテレビで宇宙の不思議を語っていた。
あの独特の口調で。
そして今その息子さんが科学と哲学について語っている。
なぜか不思議な気分になるのだ。



Dr. Sara Cannizarro (London) and Dr. Kalevi Kull (Estonia)






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