dimanche 18 décembre 2011

セザリア・エヴォラという歌手、カーボベルデという国



昨夜、ル・モンドに行くと歌手のセザリア・エヴォラさん が17日、70歳で亡くなったというニュースが出ている。初めての歌手である。その記事によると、彼女の祖国カーボベルデ共和国政府は2日間の喪に服することを発表し、大統領は彼女がカーボベルデの文化の重要な象徴だったと語ると、首相はスターが死なないように彼女もカーボベルデ人の記憶の中にいつまでも留まるだろうと彼女への敬意を示したとある。

キャリアを見てみると、1990年代に Sôdade という曲がヒットしてフランスで知られるようになる。世界ツアーもし、リンダ・ロンシュタットさんとも共演していたようだ。

2003年にはグラミー賞をアルバム Voz d'Amor で受賞。
2007年には心臓を病む。また、レジオンドヌール勲章をシラク大統領から貰う。
2008年には脳の虚血性疾患になる。糖尿病を患っていたが、食事、煙草にも無頓着。
今年検査のために訪れたパリの病院で、もうエネルギーがなくなったので、ファンの皆さんには申し訳ないが休みを取らなければならないと語っていたという。


彼女の公式サイトはこちらから。


Quelle est votre chanson préférée de Cesaria Evora ? (Le Monde)

彼女の曲であなたのお好みは?というアンケートページ
いくつか曲を聞くことができる










今回初めてカーボベルデ共和国République du Cap-Vert) という国名を知ることになった。
丁度、セネガルの沖にある人口50万程度の島国で、長くポルトガルの影響下にあったようだ。


二つの新しい世界が開けたように感じる日曜の朝である。







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