vendredi 16 mars 2012

吉本隆明、「ヨブ記」、ヨーゼフ・ロート著 「ヨブ」、クレマチスの丘の 「ヨブ」 という想像を超える繋がり






今朝はいつもの出で立ちで出掛ける

もう完全に春、暑くてしようがない

近くの池には金魚が泳いでいるので、いつも軽く挨拶してから通り過ぎる

ところが今日はマガモがいるではないか

一体どこから来たのか

何をするのか、しばらくお伴をしていた






昨日の夜のこと

日本のニュースで 吉本隆明さんが亡くなったことを知る

享年87

大きな存在だったというが、読んだことがない

故人を偲んでお話を聴いてみることにした

最初に見つかったのが、上の 「『ヨブ記』のテーマ」

初めの部分を聴いてみたが、あまり良く入ってこない

よくわからないながら、わたしには埴谷雄高さん(1909-1997)の方がしっくりくるようだ

わかるところの対象がわたしの興味に近いことと明るく必死に考えているように見えるからだろうか

埴谷さんも87歳で没している



今朝はポストに寄った後、カフェへ

このカフェにはよくお世話になっていて、最近2日連続で不思議な繋がりが観察されたところになる

(2012-3-1)
ジュール・ホフマンさん、アカデミー・フランセーズへ (2012-3-2)


今日は特に期待することもなく、いつものようにル・フィガロを手に取る

お店の方が、今日の分はまだ買っていませんと断ってくる

わたしにとってはいつのものでも大きな違いはない

そして、昨日の文学欄にこんな記事が現れて驚く

今日のものであれば、こうはならなかったのである





ヨーゼフ・ロート(Joseph Roth, 1894–1939)という方の小説「ヨブ:ある平凡な男の物語」の書評である

アカデミシアンのジャン・ドルメッソンさん(Jean d'Ormesson, 1925-)が書いている

苦難の中にあったヨブになぞらえた物語で、冒頭はヨブ記の始まりと響き合っているという

平凡で信心深いメンデル・シンガーという男と家族の物語のようだ

妻デボラとの間に3人の息子と一人の娘がいる

屈強な長男は兵士になり、消息を絶つ

野心的な次男はアメリカに渡る

三男は先天的な病気を抱えている

奔放な一人娘はコサックたちと関係を持つ

次男を探し、娘を救うためアメリカに向かう

ロシア革命、第一次世界大戦が始まり、次男は殺され、妻も亡くなる

娘は絶望して正気を失う

それまで信心深かったメンデルは神を責めるようになる

信じられないような奇跡が起こるまで

というようなお話のようである


カフェの後のリブレリーではすでに売りに出ていた





日本版ウィキによると、ヨーゼフ・ロートさんの作品集がいくつか出ていて驚く

この作品の題名が日本語になっている

どこかの作品集に入っているのだろうか



2年前、素晴らしいクレマチスの丘のヴァンジ彫刻庭園美術館でヨブの彫刻を観たことも思い出した





クレマチスの丘、ヴァンジ彫刻庭園美術館より (2010-08-30)


今日は不思議を通り越す繋がりが現れてくれた



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