mardi 24 avril 2012

横浜・野毛の 「ちぐさ」 での時間

 

昨夜、大阪から東京に戻る。
東京は小雨が降っていた。

今日は調子がおかしくなってきたカメラをどうするのかを決めるため街に出る。
レンズの問題で修理代が高くなりそうだという。
パソコン同様、粗雑に扱った報いだろう。
仕方なく、また丁度日本にいる機会なので買い替えることにした。
パソコンと言い、カメラと言い、何という絶妙のタイミングで壊れてくれるのだろうか。

 電車を待っている時、きらきらと揺らめく素晴らしい光景に出合う。
今日の写真だ。
向こうから寄って来てくれているという印象で、嬉しくなる。



ジャズ喫茶 ちぐさ
(横浜市中区野毛町2-94)

午後の予定は、もう40年ほど前にお会いした方とのランデブー.。
科学から人間を考える」 試みのポスターを掲載していただいたアテネ・フランセにご挨拶してから横浜へ。
 横浜では話題になった3月11日に復活した老舗に案内していただけるとのことで。

桜木町を降り、野毛の街をしばし散策。
やや迂回して目的地に着いた。
ジャズ喫茶という音から膨らむイメージが懐かしい。

久しぶりのレコードの音。
やはり、これでなければ駄目なのか。
その昔は何を思って聴いていたのだろうか。

小さな店内を切り取ってみる。
どこをとっても絵になることに驚く。


 

お店ではお客さんのリクエストを軸に曲を流していた。
今日のアルバムは、わたしでも聴いたことのあるスタンダードなものがほとんど。

Oscar Peterson "Canadian Suite"

Ray Bryant "Alone at Montreux"

John Coltrane "My favorite things"

Bill Evans "Waltz for Debby"

Helen Merrill "helen merrill"


 






お客さんはその昔通っていたと思われる年代の方が多かった。
いつものように、その中にわたしは入っていない。
記憶の彼方にある時間とは全く違う落ち着いた時間となった。


お時間を割いていただいたMさんに感謝したい。





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