dimanche 13 mai 2012

春全開のパリで古本市



今日も晴れ上がってくれた。
ただ、乾燥した風は肌寒い。
 午前中、日本語の原稿を校正し、落ち着いたところで街に出た。

メトロを出ると、そこは古本市だった。
いつから古本の世界に入ってきたのだろうか。
今の領域に入ることがなければ、興味を示すことなどなかったかもしれない。




キロ5ユーロという重量売りもあった。
 今日は少しだけ眺めたが、気になるものが続出。
放っておくと切りがなくなるので、早めに切り上げる。
 



ところで、この場で発見したのがこの絵。
この駅は何度も降りているが、全く気付かなかった。
出店の間を歩いている時に突然目に飛び込んできて、驚く。
普段は一体何を見て歩いているのだろうか。




草々に切り上げた古本市の後、近くのカフェに入り、読む。
今日はなかなか良い読みができた。
読みが捗ったというよりは、そこから始まる想像の世界がよく羽ばたいてくれたという意味になる。

途中、自転車に乗った一団が1分ほどの間流れていた。
春の悦びなのか、解放感に溢れている。
二階建てのバスも客を乗せ、メトロでは大きな声の英語も聞こえてきた。
観光シーズンも始まり、春全開のパリの日曜である。




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