dimanche 20 mai 2012

ジャン・ジャック・ルソーの 「告白」 を観る

  M. Eric Chartier dans Les confessions de Jean-Jacques Rousseau (1712-1778)


今日は午後から街に出る
サン・ルイ島のあたりを散策する
確かに観光客が増えている
店を開けているブキニストも増えている
何軒か覗く
懐かしさを誘う写真を屋根の内側に張っている店があった
過去がちょっとした隙間から顔を出す町なのだろう

夏に向かうパリを味わった後、カフェで少しだけ読む
顔を上げて広がる景色を眺めると、その時にしか現れない世界が目に入る
 そのことが意識できるようになると、すべての瞬間が貴重になってくる

今日の目的は、サン・ルイ島の小さな劇場でやっている一人芝居を観ることであった
 先日の散策で小さなポスターが目に入り、今年生誕300年を迎えるルソーさんの姿を見たくなったのだ
劇場はせいぜい50名程度の客席で、今日は6-7割の入りであった
それで満席の印象がある
ルソー役のエリク・シャルティエさん(1947-)は90分語り続けた
心に響く言葉を探しながら観ていたが、残念ながら見つからず
しかし、パリらしい空間での時間を味わった





劇場を出てゆっくりした後、帰路につく
急に空が怪しくなり、遠雷が鳴り響いた
軽く雨に濡れて帰ってきた
いつものパリである



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