jeudi 12 juillet 2012

この時期の意味


ブログを書く必要もなく、ネットへの接続もない状態
外に出た時に少し覗くくらい
それで生活に何の支障もない

気付いたことは、持続的に集中するためにはむしろこちらの方がよいということ
これまで如何に気を散らしていたのかがわかる
ただ、最初から一点に集中するのであれば、何のために来ていたのかわからなくなる
 幅広くリベラル・アーツを学びたいと思って来たのだから

本来は大学院なので専門課程なのだが、教養課程の気分でやってきたのである
それが最近専門課程を始めましょうか、という気分になっている
5年という時間を経て、やっと

これからがこれまでの蓄積のまとめの時期であることがわかってきた
そして何よりも、そのことに身も心も違和感を感じなくなってきている
実は昨年その方向に進もうとしたのだが、まだ早いと感じたのか体が動かなかった
上空を飛んでいたのが4年で、着陸までに1年かかったことになる
やはり、時間なのだろうか

こちらに来てからは、無理をして精神的プレッシャーをかけないようにしている
心が自然に向かうようになるまで待つことができるようになったせいだろう
こうなるまでに5年かかったことになる

仏教の世界で言うと、 パリでの生活は遊行期に当たるのだろうか
この期に小休止の時間などがあるのかどうかわからないが、今まさに振り返る時が来たようである
すべての人がそこに到達することはないのだろうが、遊行期は悟りに向かう過程だと読んだことがある

もしダーウィンに当てはめるとすれば、こうなるだろう
奇しくも同じ5年に亘るビーグル号での航海で貯め込んだものを整理する時期の始まり
こちらも誰もが進化論に辿り着くなどとは考えられないだろうが、、、




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