lundi 8 octobre 2012

福島からのお客様と連夜の貝料理

藤田禎三先生 (福島県立総合衛生学院)


昨日と本日、福島からお客様を迎えた

ギリシャでの学会に向かう前に藤田先生がパリを訪問された

先生は福島県立医科大学を昨年退官されたばかり

ご専門は補体の免疫学で、その道の権威である


今日はソルボンヌ広場で待ち合わせてから大学を見学後、コレージュ・ド・フランスで講義を聴く

カフェで休んでいる時、山中伸弥教授のノーベル賞受賞のニュースが飛び出し、しばらくノーベル賞談議をする

これを機会に再び研究費の集中が進み、研究のベースが脆弱にならないことを願うばかりだ

その他、わたしの知らない日本のプチ情報をいろいろ教えていただいた

その中には、人生の時が確実に流れていることを感じざるを得ない話も含まれていた


ところで、今回初めて藤田先生が貝をこよなく愛されていることを知る

お陰様で、先生ご指定のお店で昨日はムール貝、今日はカキとたっぷり海産物を味わわせていただいた

今度は年末の学会でお会いできれば幸いである


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今日、ちょっとした偶然を感じた

ソルボンヌのブティックでは、日本語を完璧に話す若い方がお相手をしてくれた

奥様が仙台出身とのことで、少しだけ納得

ただ、フランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)でも日本語を勉強するという熱心さを持ち合わせている

私たちが入る前に読んでいたというINALCOの教材を見せてくれた


そして今夜のお店

そこでもアクセントのない日本語を操る中年の係の方がいた

お話を伺うと、ロンドンで半年間日本語を勉強しただけだという

それできれいな日本語を話すことが可能なのである

僅か2時間ほどの間に起った出来事に触れ、思わず自らのフランス語を振り返っていた




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