mardi 4 décembre 2012

日本文化の根にあるものとは


今日は木曜に予定されている免疫学会での講演準備に追われた

まだその姿が見えない

明日さらに考える必要がありそうだ


今夜は関西に来た時には必ず声を掛けていただいている先輩のS氏と大阪で食事を共にした

話題は日本に関することが多かったように記憶している

日本の特徴、さらに言えば、日本的なるものとは、という点に行き着くのだろうか


何事も最後まで突き詰めて考えることをしない

論理的に考えない

これがなくなれば日本ではなくなるという日本の本質のようなものはあるのか

 あるとすれば、何なのか

それを語る人を見たことがない

このような話題が出た時、専門家が発言することはあるのだろうか

専門家として語らなければならないはずである


それに関連して、日本の伝統である歌舞伎や文楽の話が出た

S氏が仕事を辞めてから観るようになった領域とのこと

その話を伺いながら、奥深い日本文化の一端を覗いた気分になる

と同時に、そこにあるのは論理ではなく、情の世界であることにも気付く

感情の世界では今より豊かな生活が営まれていたようにも見える

その痕跡はわたしの中にも見えるようだ

普段は奥深くに眠っていて気付かない

これは日本的なるものの大きな要素になるのだろうか



日本を特徴付けているもの

興味尽きないテーマである

いずれ回帰したいところでもある


--------------------------

一夜明け、歌舞伎の中村勘三郎さんが57歳で亡くなられたとのニュースを見る

何かの繋がりだろうか

これまでになく身近なことのように感じられる




Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire