jeudi 8 août 2013

昔のブログを眺め、古い日本に触れる

アンリ・マルタン 『秋の橋』 
Henri Martin (1860-1943)
Pont à l'automne


連日30℃を超える日々も懐かしく、そよ吹く風にはすでに秋の気配が忍び込んでいる

今年は夏バテのようなものを経験

日本の状況を重ねあわせれば、今まさに夏休み

こちらでもそれに肖ろうという気分である


先日、前ブログ A view from Paris をぼんやりと眺めていた

こちらに来る前後の2007年から4年間、休みなく書いている

よくもいろいろなことを書いているものだと感心することしきり

受容体が全開だったことがわかる

読み直すと思い出すが、今に繋がることを引き出すことができない

 走りながら書いていたのだろう

反応することに追われ、振り返る余裕がなかったようだ
 
これが最初のブログと違う点になる

こちらに来た当初は、わずか2年のブログに残された思索内容がよく浮かんできたものだ

見方を変えると、AVFPには生の素材が眠っていて、何か新鮮なものを抽出できる可能性がある

もう少しあとの作業になるのだろうが、、


そしていま、この場においては徐々に走る速度を緩め、一歩引いてものを観ようとしているようだ

日常的に目に触れるところから離れ、中に、奥に入るとでも形容される視点への移行だろうか

 興味深い変化である

ブログは2005年2月から始めているので、もう8年目に入っていることになる

変化があって当然なのだろう



ところで、今週に入ってからはお休みモードになり、日本のものに触れていた

西田幾多郎や西行に関するものなど

こういう時、頭の切り替えが必要である

科学と哲学と文学と宗教

西洋と東洋・日本

フランス語・英語と日本語

 まさに、頭の体操、筋肉運動である

どんなこともすべてを知ることはできないのだから、すべてについて少しずつ知りましょう

そう言うパスカルさんに従っているようである



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