samedi 5 octobre 2013

会の初日が終わる

Pr. Cluade Debru (École normale supérieure)


夕方からセッションが始まった

始まる前に、マスターの2年間教えをいただいた高等師範のクロード・ドゥブリュ教授とお会いする

聞いたことのないようなフランス語を話す東洋からの学生ということで、覚えていただいたのかもしれない

あれから4年も経っているのだから、記憶が薄れていても不思議ではないのだが、、

英語よりはドイツ語の方がお得意ではないかとお見受けした

つい最近日本から帰ったばかりとのこと

聞き間違いでなければ、一橋大学で学位審査とシンポジウムに参加されたようだ

日本人は礼儀正しく、エレガントだった、と嬉しい言葉をいただいた

 Dr. Axel C. Hüntelmann、Ms. Claudia Buir (Johannes Gutenberg-Universität Mainz


いつものように、今回も締め切り後の登録だった 

始まる前、事務局を担当されているマインツのアクセル、クラウディアのお二人に挨拶をする

今回の会議は、マインツ大学、パリ大学ディドロ、パリの高等師範が主宰する初めてのものらしい

フランス、ドイツの他、イギリス、ポーランド、アメリカからの出席者がいる

参加費をカバーしてくれるのは、領域の若手にとって魅力になるのではないだろうか


会は30人弱と小規模で、参加者の自己紹介から始まった

それからノーバート・パウル(Norbert Paul)さんによる時間の流れ(temporality)に関する概説があった

講演が終わった後、皆さんドイツ式に拳で机を叩いていた

もう20年ほど前に なるだろうか

友人がいたヨハネス・グーテンベルク大学を訪問し、セミナーをしたことがある

その時、会場から聞こえてきた机を叩く音でカルチャー・ショックを味わったことを思い出した

マインツの医学生シャルロッタさんにディネの時に訊いてみると、それが当たり前だと思っていたという

 彼女は挨拶についても面白いことを言っていた

握手は正式な場合にするので、手を握ることには抵抗があるというのだ

フランス人が頬を寄せ合ってする挨拶などは、耐えられないのではないだろうか
 
Ms. Delphine Olivier (Paris 1)、Ms. Charlotte Seevers (Mainz)


 会議で横の席になったのは、パリ第一大学のデルフィーヌ・オリヴィエさん

まだドクター1年目だが、この会議で発表する予定になっている

ディネのテーブルにはパウルさんも加わり、政治から教育に至るまでいろいろな話題が出た

アンゲラ・メルケルさんがクイーンになるという話が出たので、原発に関する彼女の決断について訊いてみた

ドイツではよく受け止められているという

日本でどうしてそれができないのか不思議だ、というのがパウルさんの反応

論理的な思考を最後まで突き詰められないからではないか、とまでは言わなかったが、、、


それから学生による教師の評価についてもパウルさんに訊いたところ、ドイツでもやっているという

アメリカからの直輸入ではないかと突っ込むと、学生に水を向けていた

学生の方も判断が難しいことがあるという話をしていた

パウルさんは大学の運営にも関わっているので、マインツでは近い将来この制度がなくなるかもしれない

 興味深い展開であった
 

今日は潮の満ち干が見られ、印象深い一日であった







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