mardi 31 décembre 2013

年の終わりに


遂に今年も最後の一日になった

振り返ってみると、トゥールで今年を始めたが、その後も結構移動していたことがわかる

日本には二度帰り、フランス国内ではボルドー、モンペリエ、ロスコフ、リール、コルシカ、さらにニューヨークが加わった

これは仮定にしか過ぎないが、日本にいたとしたならば、これ程動いていないのではないか

いずれにせよ、これらの旅が多くのものを齎してくれたことは間違いない


今年の初め、学生としての仕事をそろそろ始めてはどうか、という考えが浮かんだ

しかし、結局その中に入ることはできなかった

まだ時期尚早と思ったのか

昔の人のやり方だという自分の総決算を纏めるという考えがどこかにあるのか

「今の時点での」総決算として纏める、と考え直すと様子が変わってくるのかもしれない

新しい年がどのような心境の中で動くのか

それは明けてみないとわからない



昨日の朝、海に出る前に出会ったボニファシオの風景を二つほど



実は前日も同じ場所で撮ったのだが、風が強く波の音は掻き消されていた

改めて、城塞下の展望台から地中海の波の音を



教会の鐘が鳴り出したので行ってみると、人の列が目に付いた

丁度、葬儀が終わったところのようだ

コミュニティが自然な形でまだ生きているという印象がある




今年はいろいろな問題が噴出した年のように見える

新しい年はどのようなものになるのか

あるいは、どのようなものにするのか

 入り江の落ち着きの中で考えるところから始め、外海に漕ぎ出すところまで行きたいものである


Bonnes fêtes de fin d'année et une merveilleuse nouvelle année !






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